効果的な腸活の方法
前回のコラムから引き続き、今回も『腸活』についてお話していきます。本日は第二弾ということで、『効果的な腸活の方法』についてお話していきます。
腸内環境を整えるためには、善玉菌を取り入れるだけでなく、従来の善玉菌を元気に育ててあげることも大切。そのためには食物繊維など善玉菌のエサとなるものが必要になってきます。そのほか、十分な睡眠や水分、軽い運動、ストレス管理など、菌が元気になる環境をトータルで考えてあげることが重要。実際に具体的な方法を紹介していきます。
①常温のお水か白湯を飲む習慣をつける
朝起きてからコップ一杯のお水を飲むと、腸が刺激されてお通じが良くなるといわれています。できるだけ、腸に優しく刺激を与えて、身体も冷やさない常温のお水・もしくは白湯がお勧めです。
②毎日軽い運動を行う
腸活には適度な運動も欠かせません。激しい運動ではなく、ウォーキングなど軽い運動を毎日続けるようにしましょう。室内でのストレッチや家事を行うだけでも、腸の働きが改善します。
③発酵食品などの善玉菌を含む食品を積極的に摂取する
善玉菌を含む食品として、ヨーグルト・お味噌・納豆・チーズ等が挙げられます。無理にすべて善玉菌を含む食品に変えるのは大変ですので、毎日の食事の中に一品でも取り入れてみてはいかがでしょうか。
④酵素・酵母を取り入れる
体内酵素の働きを助け、腸内環境をよくするために消化を助ける食物酵素や発酵食品の力を借りましょう。
食物酵素は、生野菜や果物、お刺身など加熱調理をしていない食品に含まれています。
醤油や味噌、日本酒などの麹菌による発酵食品は、炭水化物を分解する力が強力です。さらに、発酵食品に含まれる酵母菌は腸内で糖を分解する働きがあり消化をサポートします。これらの菌を含む発酵食品を摂取することで、体内の酵素の消耗を減らすことにも繋がると考えられています。
今回は『効果的な腸活の方法』についてお話してきました。では腸活とはいったい私たちの体にどのような良い影響をもたらしてくれるのでしょうか。次回のコラムでお話していきます。
